こんにちは、みずです。
この前のお休みに、あべのハルカス美術館で開催されている
『ピカソ、天才の秘密』展に行ってきました。
ピカソといえば、最初に思いつくのが
ふざけた落書きともとれる抽象的な絵を思い出すと思います。
教科書にも掲載されていることが多い
『泣く女』はご存知の方が多いと思います。
ですが、ピカソは簡単な言葉になりますが
天才的に絵が上手いです。
絵画は物を忠実に描く事が
当たり前だった時にピカソは逆の事をしていきます。
それは物事を忠実に表現する事に
飽きてしまったのか、明確な狙いがあったのか
不明ですが、いろいろな角度から見た物の形を一つの
画面に収めたキュビズムという
芸術運動をしていきます。
『ピカソ、天才の秘密』では、キュビズム誕生以前の
早熟な才能を見いだしていた少年期の作品
この作品は14歳の頃に描いたそうです。
画家の父親が、ピカソの絵を見て
絵を描く事を辞めてしまったという
逸話があるほど才能に恵まれていました。
親友が自殺を図り孤独で不安な青春の『青の時代』
青の色調が冷たく暗く
売春婦、盲人などを好んで描いていた時代です。
恋人と出会い明るい色調を中心とした『ばら色の時代』
主にサーカスを題材にする事が
多く、サーカスの時代とも呼ばれています。
この3つの時代に注目した展覧会は世界的にも珍しいので
初めて見る作品も多く刺激を沢山受けることが出来ました。
ピカソは最も作品を残した芸術家として
ギネスブックに認定されていたり
絵が評価されるなんて、売れるのは
死んだ後が当たり前の中
史上初めて生きている間に
お金を稼いだと言われています。
そういった面で、芸術家という職業を
史上初めて成功させたと言っても過言ではないです。
今は、本だったりインターネット上で
わざわざ美術館に足を運ばなくても
歴史的な芸術作品を簡単に見ることも出来ますが
画面を通して見るのと
実際、作品の迫力や感じ方が違ってくるので
お時間がある方は一度、美術館に足を運んでみて下さい。